20歳のときに知っておきたかったこと

発売当初に買ったものを読み直してみました。

前回読んだときは確か夢持つ若手社会人だったので、とにかく羨ましいなぁとかスタンフォード行きたいなぁとかそんなこと考えながら読みました。

 

今回は社会人になって5年以上たってもう一度読んでみましたが、改めて良い本だと思いました。

最初の章が一番良いので、立ち読みで良いからそこだけでも読んで欲しいくらい

出だしは次の一文から始まります。

 

「いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?」

 

これはスタンフォードの学生に実際に出された課題だそうです。

そもそも5ドルなんかじゃ何もできない、5ドルでできることは何か、といった発想ではなく、身の回りの課題の解決に取り組む組んだチームは600ドル以上増やすことに成功しました。本書は失敗に関することや、視野を広げることについて、著名なCEOなどの例やスタンフォードの学生の実話を元に展開されています。内容自体はとても平易で2時間程度あれば読み終えることができます。

社会人を経験して数年経って、自分のやり方がそれなりに固まってきて、会社のやり方に疑問もあまり抱かなくなってきていた自分にはぴったりの本でした。

 

自己啓発書はどれも言ってることが同じだから読んだって意味ないし、結局読む人は読むことに満足して何もしていない。

そんな考えで毛嫌いしていましたが、数年経ってあらためて読んでみたこの本が思いの外今の自分にとって得るものが多く、自己啓発書ってなんのためにあるのか、ちょっとわかった気がしました。

 

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